1、よかったことをお聞かせください。

当初、私はどこに相談していいものかも分からず時間だけがいたずらに過ぎていきました。金融庁の証券取引等監視委員会あてに報告したり、法テラスや地元の弁護士に相談したり、調停機関(FINMAC)に集まってもらおうとも考えました。しかしことごとく期待外れで何もかもが空振りに終わり、途方に暮れる毎日でした。

こうして私はネットで検索して、投資被害専門の「麹町大通り総合法律事務所」を知ったわけですが、私のレポートが届くや否や、本杉先生から電話があり、時効が3年であること、(このときすでに2年半が経過していた)約定までの通話内容が証拠として重要であること、入手するために証拠保金を申し立てるのが重要であること、など実践的な知識と方法を次々と教えて頂きました。私にとっては目から鱗が落ちるような心境でした。訴訟がはじまってもブレのない一貫した対応と親切丁寧なアドバイスは大変頼もしく心強い限りでした。

 

6、その他ご感想等ありましたら、お聞かせ下さい。

投資被害は人間の心と身体を粉々にするものです。一人の社員の行動を信じたばかりに私は10年越しのトラブルに巻き込まれました。それは拷問にも近い苦痛の連続だと言ってもよかったでしょう。商品購入前、「まったく安全です」「資産の大半をこれに乗り換えても全然問題ありません」などと念を押した説明をしておきながら、わずか半年後には天と地ほども開く恐ろしい結果となりました。私じゃ人間不信から精神不安となりメンタルクリニックへの通院を余儀なくされました。

訴訟がはじまると、相手の準備書面が送られてきましたが、そこには私への辛辣な中傷と屈理屈としか思えない内容です。私は大変動揺し、精神不安といら立ちの中で自分を見失うことも多々ありました。 しかし、そういうときも、担当の鏡味先生は心理面でも私を心強くサポートして頂きましたが、今、思い出しても感謝の念が絶えません。

証人尋問時でも、相手の社員は会社の自己保全のみ終殆し、決して自らの過ちを認めることがありませんでした、顧客よりも自分たちの利益を優先する事業方針。これが大手証券会社と呼ばれる本性だったのでしょうか。反対尋問は本杉先生がなさいましたが、相手の社員は的確で先生の質問にほとんど答えることも出来ませんでした。メイン尋問では浅湯先生がなさいましたが、テンポのいいリズミカルな質問に私は一抹の不安さえ感じることもなく導かれるまま見事に終えることができました。今、思い出してもさすがプロだと思える完璧な尋問技術でした。

本件は「和解」という形で終えましたが、私としては満足のいく結果を得ることができました。これも裁判所の心証をこちらに有利に導いた結果でもありましたが、すべて先生方のおかげだと思っています。この部門での経験が豊富な「麹町大通り総合法律事務所」に早くからお願いできたことが、この度の最善の結果を得たと確信しています。お願いして本当によかったと思うばかりです。