TBSテレビ全国版ニュース番組「Nスタ」に出演しました。
当事務所代表の本杉が、TBSテレビの全国版ニュース番組「Nスタ」に、MRI問題に関して、金融に詳しい弁護士として出演し、コメントいたしました。

インタビュアーとの問答の内容は以下のとおりです。

MRIは、第三者機関(エスクロー)が管理・監督しているから、「安全、安心」だと説明していたが、その点はどう思うか。
第三者機関と言っても公的な機関ではなく民間の業者にすぎない。不動産売買の決済で「エスクロー」を使うことは聞いたことがあるが、ファンドの運用で「エスクロー」を使う話は聞いたことがない。いい加減な業者であれば、「安全、安心」などとは言えない。

確定利回りで6~8%を謳っていたが、その点はどう思うか。
日本で確定利回り6~8%はあり得ないような高金利である。むしろ、そのような話は疑ってかかるべきである。米国の診療報酬債権の運用でそのような高利回りが実現できるとは思えないし、その根拠も明確でない。

米国の会社で米国でファンド運営している会社が、なぜ日本人だけを対象と募ったと思うか。
日本は金融に関する規制も厳しくなく、1500兆円もの巨額金融資産が高齢者に眠っているので狙われたのではないか。魑魅魍魎とした世界に生きる悪い輩から見れば、日本はカモに映るのではないか。